醸造研修

醸造研修③

こんにちはクラフトビールクリエイターズです!

今月よりベクターブルーイングで研修を開始しています、今回お世話になる所は僕の行う予定に近い形のブルワリーで直火で糖化、煮沸を行い100〜200Lの発酵タンクを使う新宿醸造所となっています。もう一つの浅草橋にある工場は1000L規模で、新しく出来た寄居工場は4000L規模の工場となっているそうです、凄すぎます・・

初日は樽詰めから発酵タンクの洗浄清掃までの一連の流れを丁寧に教えて頂きました。発酵したビールを樽に移すときも酸素や雑菌が入らないように移します、ガスや満タンになった後の泡の感じも掴めてどんどん樽詰めをして行きました。樽管理システムというアプリで樽が何樽出来てどこに行っているかを管理しているそうです、配送先の管理や在庫管理の間違いは確実に減りそうです。

樽詰め

樽詰めが終わった空の発酵タンクの洗浄に入ります、軽く流した後にお湯をタンク内に循環出来るように繋ぎその後アルカリで薬液洗浄します。通せる管はすべて通した後、1時間程度循環洗浄します。その後は薬液を水でよく洗い流します、分解出来るところは外してやりますが結構ホップカスなどが残っていますので良く擦って落として洗い流します。

前の研修でも言われましたが、ビール作りはしっかりお掃除して雑菌や酸素の混入を防ぐのが一番重要なファクターなので見落としが無いようもれなくしっかり行います。

CIP洗浄

続いて別日は仕込みの研修となります、栃木マイクロブルワリーとほぼ同じ仕込み容量なので再確認しながら違いと流れを確認します。やり方は少し違いましたが大まかな流れはほぼ一緒で糖度を確認しながら目標の比重になるよう確認調整して、糖化から麦汁循環、スパージング、煮沸タンクへ移してホップ投入、煮沸後にワールプール、熱交換器で冷却して醸造タンクへ移動と続きます。基本的には規模に関わらず同じ流れとなります。

ビールの醸造過程

やはりポイントは同じで煮沸後は雑菌や空気をいかに混入させないかが重要になります。研修後は社長より聞きたかった内容に関しての質疑応答でめちゃめちゃタメになるお話と資料を頂きました!その後はライナ系列のお店で一緒に研修に来ていた方と乾杯、このパイントグラスはいいですね〜写真じゃ伝わりづらいですがめっちゃ大きいです、もう売ってないらしいですがインパクトは抜群です!

次回はもう少し大きい規模での研修となります、楽しみです♪

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