こんにちは、クラフトビールクリエイターズです。
今回は借入に関してです、法人設立するだけでもお金は結構かかりますが実際に店舗を構えて営業する飲食店のような業種は居抜きであれば比較的安価に開業できますがスケルトンだと設備投資にお金がさらにかかります、その上醸造設備も構えるとなると・・・結構な金額がかかります(あまり考えたく無いですが資金計画は重要です)
以前は国金と呼ばれていた日本金融政策国庫は国が100%株主の機関ですので創業時の融資の味方とされていて融資を受けやすいと言われています。全額自己資金というのはあまり居ないと思いますので、日本金融政策国庫の申し込みについてレポートします。
日本金融政策国庫のHPにいくと様々な相談窓口の案内がありどこに行けば良いか分かりませんが、新しく事業を始められる方は無担保無保証人を利用出来る新創業融資制度を利用されると思います。僕が申し込んだ時はコロナの影響かインターネット申し込みをしてからの来店と言う流れでしたが、現在では店舗での相談からも受付ているようです。まずは一度連絡してみて相談するのが良いと思います。もう事業の構想がある程度固まっている場合はインターネット受付からすぐにはじめるのも良いです、各種書式ダウンロードから書類をダウンロードすることが出来ます。
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html
創業計画書、月別収支計画書、企業概要書、資金繰り表などをダウンロードして記入していきます。記入例もついていますのでそちらを参考に記入していきます、創業の動機や経歴、サービス内容、セールスポイント、販売ターゲット、資金の調達と見通しなどを簡単で良いので記入していきます。これらが記入出来ないレベルの準備だと完全に準備不足なので、細かい数字までは計算しなくてもざっくりとした数字を記入していきます。特に資金の調達と見通しの部分は見積もりを取っておいた方が良く自己資金の部分も重要になります、見通しについても資金繰り表を作成する上でも現実的な数字になるよう調べて記入します。
インターネット上での申し込みが済むと担当者から連絡があり面談へと進みます。必要な書類は銀行の通帳、これまでの収入を証明出来るもの、その他資格などのコピー、身分確認が出来るもの、借入金がある場合はその書類、設備投資の見積もり、事業計画の根拠となる資料などの持参をお願いされます。
面談当日は一応スーツで行きました、ネットで調べると経営者の人となりも確認すると言う事でしたのでフォーマルな服装で時間厳守で訪問しました(これが関係しているかどうかは分かりません)部屋に案内されると持ってきた資料を全部コピーしてその後事業に関する質問を受けます。創業の動機や事業の概要など資料を見ながら質問をしていきます、そんなにかしこまった感じでは無く談笑する感じでした、僕の場合は細かい数字に関してはそれほど聞かれずどんなコンセプトでやるのかとか実際にどう言う形で営業するのかなどをお話ししました。細かい数字に関してはExcelでガッチリシュミレーション資料を用意してのぞみましたが、そこまでは必要なさそうな感じです(たまたまかもしれません・・)結果は2週間後以降に連絡が来るとのことです。銀行や信金の融資だと違う感じになると思いますが資料を準備することで、実際の事業の見通しに対する甘さや厳しさがわかるので事業計画書の作成はおすすめします。
実際にどれほどのお客さんが来れば成り立つのか、わかると参入する前に一度立ち止まることが出来ます。今はクラフトビールブームで売上はある程度立ちますが、クラフトビール業界は設備投資が多額になると回収は難しそうです、ハイリスクローリターンの業界です。ブランド力をつけて唯一無二の存在感を出すことが重要となりそうです。
追記
無事、審査が通り融資申し込みの書類が郵送され、郵送後すぐに入金されていました!返済計画の書類も後日送付されてました。まだ空家賃の支払いだけですがしっかり返済出来るよう売上計画を立てて準備をしています。あとは6月に補助金の申請もする予定なので準備をしていますが、融資のための計画書をそのまま利用出来そうなので事業計画書の作成は重要ですね、補助金に関しても後ほどレポート出来ればと考えています。