こんにちはクラフトビールクリエイターズです!
先月、無事発泡酒醸造免許が交付されましたが、醸造開始までに提出が必要な書類があります。醸造する発泡酒を製造する機器の容量を測定、容器の番号、量など、醸造する発泡酒のレシピ(免許申請で使用したものを再度提出)製造した発泡酒の表記方法、e-taxの登録などまだまだ事務手続きが続きます。まだまだ慣れるまで色々悩まされる日々が続きます・・
いよいよファーストバッチ(初醸造)となりましたが、あまり癖が強すぎると地域の皆様に受け入れられないだろうと思いsession IPAのような飲みやすいものを選択しました。レシピも冒険はせずフルーティな味わいが出やすいメジャーなホップを選択、ボディも軽めのイメージで作成しました。
ビール作りは機器の洗浄や消毒、酸素や雑菌の混入、温度管理が重要とされていますが洗浄と消毒は念入りに行いました。初めての機器なので師匠の助けを受けながら何とか発酵まで漕ぎ着け色々トラブルはありましたが何とかビールと言える物を完成することが出来ました。自分自身のイメージするビールとまでは行きませんでしが、お客さんに提供出来るレベルかどうか悩みながら毎日味見をしてようやくお客さんへの提供まで漕ぎ着けました。幸いお客さんからは「美味しい」との評価を得てほっとしていますが、まだまだ実力不足ここからブラッシュアップして行かなければならないと肝に銘じている次第でございます。
洗浄消毒、水質調整、PHの管理や温度管理、ホップ投入のタイミング、モルトの種類ホップの種類の選択などで精一杯で副原料のことまでは当分頭が回りそうにありません・・これから楽しみでもある反面不安なところも多々ありますが、自分が作ったビールを飲んで「美味しい」と言われるのは何事にも変え難い大きな喜びでもあります。醸造家としてデビューできた喜びを噛み締め、研究を重ね美味しいと言われるビールを提供出来るよう頑張りたいと思います。おこがましいですが何か新しい製法やスタイルを作れる所が目標です、業界の発展のためクラフトビールの魅力を伝えていきます!