コラム

酒屋さんのラインナップに異変が・・

缶ビール

こんにちはクラフトビールクリエイターズです!最近良く利用していた酒屋さんが突然閉店していまいました・・そこはクラフトビールや他のお酒のラインナップも豊富で年末も賑わっていたのですが残念です。クラフトビールのラインナップが豊富なお店といえば専門のボトルショップが多いと思いますが、小さな酒屋さんでも最近ではラインナップを豊富に揃えていて嬉しいかぎりではあったのですが、しばらくぶりに訪れてみるとかなり縮小傾向にあることがあります。大手のように賞味期限が長いわけでも無いので取り扱いが難しいのは以前の記事でも取り上げましたが、やはり危惧していた状況になりつつあります・・・さらにブルワリーは増え続けており完全に供給過多になりそうな予感がします。

この業界全体の課題は認知を増やしてクラフトビールの楽しさを広めることが一番重要であると考えています。


やはり飲めるお店が増えるのが重要!

お家でクラフトビールを楽しむのも良いですが、1人でも気軽に寄りやすいビアスタンドは日本ではHUBくらいしか馴染みがなくまだまだ少ないのが現状です。カフェ感覚で手軽にお店で自由にくつろげる空間とクラフトビールの相性は抜群です!毎回違う種類を飲むも良し、お気に入りの一杯を飲むも良し!家で飲む一杯に1000円以上をかけるのよりは価値がある感覚になります。

違いがわからない・・・

クラフトビールを好きな人たちの間ではアメリカンIPAやHAZYに飽き飽きしてきている人たちもいるようで、ブルワリー間の違いもあまり感じなくなっています。そうなると瓶缶の需要は割高感だけある名前も知られていない弱小ブルワリーでは売れるわけもなく酒屋さんでも売れ残ってしまうわけです。卸値で卸売をしているにも関わらず売れないとなると・・・悲惨です。ブランディングが上手なブルワリーは大量生産でどんどん儲かりますが、弱小ブルワリーは地元でしか売れないのが要注意です。

個性を出した逸品を作るしかない

クラフトビールの特徴としては大手には真似できない尖ったビールを作れる事です。IPAやHAZYが当然売れますが、これだけ増えてくるとこれといったらこのブルワリーと言える位特徴を出さないといけない時期になりつつあります。ただし定番になるようなリピーターを作れる尖ったビールを作るのは至難の技です、何回も試行錯誤を繰り返しお客さんに驚きや美味しさを感じてもらえるビールを作れるように頑張るしかありません。


やはり観光地、ブランディングが強いブルワリー以外で外販を主にして営業するのは今後かなり難しいと思われます。当店でも他社の缶ビールを仕入れて販売していますが全然売れません・・・今後市場が拡大されれば変わってくると思いますのでクラフトビールを楽しむ人たちを増やせるよう色々取り組んでいく予定です。

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