醸造研修

醸造研修始まりました!

こんにちは、クラフトビールクリエイターズです!

本日より栃木マイクロブルワリーでのビール醸造研修が始まりました、本日は初日と言うことで仕込み過程についての見学と説明を受けることが出来ました。大体の醸造過程は本で事前に頭に入れてのぞみましたが、物凄く丁寧に分かりやすい言葉でポイントを説明してもらいとても勉強になりました、醸造過程の一部ですが紹介します。

まずは麦芽の糖化です、お湯に粉砕したモルトを投入しよくかき混ぜます。温度によって分解酵素を調整することで味を変化させることが出来るそうです。糖化が終わったら温度をあげて麦芽のカスがある程度綺麗になるまで何度も戻して調整します。

糖化

その次は麦汁を回収して煮沸タンクへ移動し、煮沸させます。煮沸したらホップや副原料の投入です、ホップの色や良い香りが出てきます。今回のレシピはもの凄くシンプルですが、どんな味になるのか今から楽しみです。

煮沸
発酵タンク

煮沸が終わったら、冷却して発酵タンクへ醸造タンクへ移動し酵母を投入してビールの発酵が始まります。かなり詳細は省いていますが、それぞれの工程の詳細をその都度教えてもらい何の予備知識がない方でも身につけられそうです。空いた時間や待ち時間に原材料の価格や酵母、洗浄と殺菌についてブリューパブの経営についてなど色々お話をすることが出来ました。原材料の値上がり率が半端ないようなので、今後価格に転嫁されていく流れは止まらないようですね、結構厳しいタイミングでの開始となりそうです・・

殆どのブルワリーは200Lから500L位のタンクでやっていますが、横須賀さんのところは一回の仕込み量も少なく発酵タンクもお手製で作っているそうです、小さいバッチサイズで色々な味のビールを沢山作るスタイルはマイクロブルワリーが生き残る、目指す形だと思いました。大手の作りだせない面白い、美味しいビール作りこそが醍醐味ですね。

次回は瓶詰め作業予定になっています。

醸造過程についてはこちら

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