コラム

値上げラッシュにどう対応するか?

こんにちはクラフトビールクリエイターズです!10月に入りビールイベントも多く開かれていますね〜今年はとても暑かったのでようやく過ごしやすい気温になってきました!物価高、人件費高、光熱費の上昇などが続き飲食店の人たちもどう価格に転化していくか頭も悩ませているところも多いと思います。うちも頭を悩ませた結果10月より少しだけ値上げをしました。イベントの売上があるので前年比は今のところ上まっていますが、昨年に比べると通常営業時の来店数は減ってきており、どうしたら良いかと考えを整理するために値上げラッシュへの対応について考えてみます。


セット売りにしてお得感を出す

良く大手のファーストフードチェーンも行っていますが、単品よりセットでのお得感を出して売っています。クラフトビールで言うと飲み比べセットは初見のお客様は大体頼まれるメニューですのでここにおつまみを一品選べるセットにするのも良いかなと思います。

勇気を出して思い切って値上げをする

値上げをするのは勇気が入りますが、常連さんの中にはしょうがないよね〜と言ってくれる人たちもいます。そのままの言葉を信じて実行したとしてもただ来店頻度や注文数が落ちるのも覚悟しなければなりません。絶妙な値上げ幅がわかりませんが、うちは主力のメニューはわずかな値上げでフードメニューを少し見直す予定です。高単価で満足度の高いメニューを作れば新しいメニューなので値上げした感はないですし、初めて来る人にとってはその値段が普通になります。世の中値上げだらけで嫌になりますが波に乗れないとジリ貧になってしまうので原価率を計算しながらトータルでお得感を感じられるお店づくりにしたいと思います。

思い切って定休日を増やす

定休日を増やすとその分売上も落ちる可能性があるので中々決断しにくいですが、思い切って稼動日を減らしてもその営業日に合わせて来店してくれる可能性もあるので当店も今月から定休日を増やしました。週初めの月火は一応店を開けながら醸造所で作業をしていましたが常連のお客様がポツポツと来店される程度なので月1減らしてみることにしました。休んで滞っている事務作業や整理整頓などに頭を使う事にします。

営業時間もほとんどお客さんの来店しない時間帯は掃除や事務作業、醸造に関わる作業にあてているので一応いままで通りにしていますが考え直す時がくるかもしれません。

イベントの時にお得感を出す

普段の来店は値上げにより来店数が減少するかもしれませんが、当店はイベントを多く開く予定なのでイベント時にお得感を出して出来るだけお客さまが当店から遠ざからないようにつなぎ止めておきたいと考えております。お客さんが盛り上がるイベントで高くしてしまうと来店の障壁になってしまうので出来るだけ楽しく沢山飲んで盛り上がってもらいたいです。

細かい経費を見直す

利益は売上ー経費ですので経費を減らす事で利益が残りやすくなります。当店はワンオペなので人件費はかかりませんが、人を雇っているお店は人件費の見直しやシフトの見直しが必要だと思います。また消耗品などに関してもチリツモなので無駄な買い物をしていないか見直すチャンスです(当店ではまだ全然出来ていませんが・・・)


値上げラッシュはしょうがない部分もありますが、年に何回も値上げが続くと家計への打撃が大きいですね・・・外食費に回せるお金も少なくなり自然と飲食店への来店頻度は減っていくのかもしれません。そんななかでももう一度行ってみたい、これにはお金を惜しまないといったような価値を作っていかなければ生き残れません。当店も今月に入り落ち込みがひどくこれから迎える寒い時期どう乗り切ろうか正念場となっております。醸造の方があまり出来ていないので思い切って仕込みに舵を切っても良いのですが、売れなきゃ在庫を抱えるだけなので頭が痛いところでもあります。やっぱりもっと人が居るところにタップルームを出しないな〜と思う今日この頃です。

物価高

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